IPMA ICB試験の合格体験談

 

IPMA ICB試験受験者の合格体験記をご紹介します。

試験の雰囲気や試験対策について、受験者の生の声を掲載していますので、受験を検討する際の参考情報としてご参照ください。

 

1. 2021年資格取得Aさん(Level B Project 受験)

今まではPJを成功に導くためには技術的側面に主眼が置かれていました。しかし、実践ではさまざまな技術をどう効果的に使うかが非常に重要になります。そのため、ICBでは「人」と「視点」を掘り下げています。

<今まで味わったことのない筆記試験>

技術的な側面の試験ではなく、コンピテンスに重きを置いた問題、回答を要求されるため、答えに窮する問題が多く、どうやって伝えるかを非常に考えさせられました。

<他のレポートとは毛色の異なるレポート>

体系化されたICBの項目に従って自分の経験をレポートとして作成します。今まで書いてきた形式とは異なりますが、ICBの体系をしっかり腹おちさせておけば乗り越えられると思います。

<核心をつかれる面接>

ICBの体系に沿った質問がされますが、自身が経験しているからこそ言える核心を突かれる質問が面接官から飛んできます。上っ面だけ固めて面接に挑んでも、いつの間にか自分の素が出てしまいます。取り繕うことなく、しっかり伝えて合否を待ちましょう。

 

2. 2022年資格取得Bさん(Level D 受験)

<受験の動機>

私は、普段の業務において、プロジェクトマネジメント分野に携わる機会があり、他のPM資格は取得しておりましたが、纏まった時間を確保して、教育受講や勉強をすることが難しかったため、IPMAの資格取得には手を出せておりませんでした。そのような中、上長からの推薦があり、基本の再習得から自らの知識の補完になるのではと思い、受験を決意いたしました。

<試験対策>

事前準備は、ICBに記載された内容を確認し、レベルD試験問題集を解きました。ICBの内容は分量が多かったのですが、対象を絞って内容を熟読いたしました。

<受験した感想>

試験内容は、ICB4の持ち込みが可能であったということもあり、プロジェクトマネジメント用語への多少の理解と読解力があれば、問題なく回答できる内容でした。実務経験がなくても回答できると思いますが、内容を読解する必要があるため、基本の学び/学び直しにはなると感じました。こういった受験のハードルが低く、取り組みやすい資格は、勉学のきっかけとなる良い機会であり、知識の枠も増やせる可能性があると思いますので、少しでも時間を確保できるのであれば、受験をお勧めいたします。

 

以上